はじめに
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「ええ顔……その顔や……

 どうせやったらその顔で嫁に来て欲しい」


銀時雨 通称・銀
19歳

小春の許婚で、神に仕える狐達の総本山・伏見の社の次期長となる青年。

狐都でも伝説とされている銀色の毛皮を持ち、若くして凄まじい神力を操ることが出来る彼は、近年の人間達の神離れに危機感を抱いていた狐達から、今後の狐都の発展に多大な影響を与えるのではないかと、強い期待を抱かれている。

そんな彼だが……性格はというと、面倒事が嫌いで型に嵌められるのも嫌いという自由主義。

飄々とした言動をしているが、恋に対してはもの凄く一途だったりする。


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