03/24の日記

01:58
タイトルなし
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被災地の方のブログで、被災者に向けて流れるラジオでリクエストされたアンパンマンの歌をきいた避難所の子どもたちが、喜んで一緒に歌っていたそうです。それを見た大人たちが感動して泣いていたと言います。


このアンパンマン、元々大人向けの読み物で、アンパンマン自身も普通の人間だったのです。

空腹の人たちにパン粉を届ける、という点では現在のアンパンマンと比較的共通していますが。


そしてこの『アンパンマンのマーチ』を語る上で、知っておくべきことがこの歌詞の作者のやなせたかしさんの弟の存在です。

実は、やなせたかしさんの弟は海軍に志願し、特攻隊として戦場でその生涯を閉じたのです。

戦いにいくときは、愛と勇気だけが友達だと以前きいたことがあります。

やなせたかしさん自信も戦中、戦後、食糧危機に直面し、非常に辛い思いをしたそうです。

そのことをよく踏まえた上で、もう一度この歌詞をよく読んでみて下さい。


特攻隊として飛び立った彼は、自分が2度と母国の地を踏むことはないと知り、胸の痛みを感じながらも、生きている喜びを感じる。


涙をこぼすことなく、恐れることなく、彼は飛んだ。


戦いに行くのは、自分1人だけでいい。みんなの夢を守るために。


幸せとは何か??
何のために生きるのか??
その答えを知らずに生きるのはイヤだ。


時が過ぎ、彼は微笑みながら任務をこなした。

まるで光る星が消えゆくように。


彼は微笑みながら飛んだ。みんなの夢を守るため。


アンパンマンのマーチ


そうだ 嬉しいんだ
生きる喜び
例え 胸の傷が痛んでも


何のために生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのはイヤだ


今を生きることで
熱い心燃える
だから君は行くんだ
微笑んで


そうだ 嬉しいんだ
生きる喜び
例え 胸の傷が痛んでも
ああ アンパンマン
優しい君は
行け
みんなの夢守るため


何が君の幸せ
何をして喜ぶ
わからないまま終わる
そんなのはイヤだ


忘れないで夢を
こぼさないで涙
だから君は飛ぶんだ
どこまでも


そうだ 恐れないで
みんなのために
愛と勇気だけが友達さ
ああアンパンマン
優しい君は
行け
みんなの夢守るため


時は早く過ぎる
光る星は消える
だから君はいくんだ
微笑んで


そうだ 嬉しいんだ
生きる喜び
例え どんな敵が相手でもああ アンパンマン
優しい君は
行け
みんなの夢守るため

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