拍手編
□跡部景吾の風邪
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ハックシュッ!!
…………。
なんだ。
跡「…あーん?」
ハックシッ!!
跡「グス…あーん?」
これは……。
ヘップシッ!!
跡「ズビッ。俺様の噂d…忍『風邪やろ。』
あーん?風邪だと?
忍足!何言ってやがんだ。
この俺様が?
毎日きっちり管理された食事、ジムと部活で運動をこなし、しっかり睡眠をとる俺様が?
忍『アカンアカン!!ポーズバッチリ跡部でも鼻垂らしながらはうーん、考えるのギリッギリアウトやろ。』
跡「ハックシュ!!」
忍『ひぃ!!汚いわ!!跡部鼻水っ!!』
跡「うるぜぇ…。」
きーきー騒ぎやがって。
テメェは女か。
忍『……ほんまに大丈夫か?』
俺様がここでくたばってたまるか。
跡「今日は絶対にくたばってらんねぇ理由があんだ…それは」
忍『景吾の坊ちゃまが風邪ひいたー、あ、それっ★
景吾の坊ちゃまが風邪ひいたー、あ、よいしょっ★
とてーも慌て湿布したっ★』
跡「…テメェ聞いてんのか?」
忍『あ、…うん聞いてるで?』
そう…今日という日で俺は…俺は
跡「テメェにはわからねぇだろうが…年に一度だけ主役に慣れる…」
忍『自分毎日主役や。24時間365日主役や。』
くそっ…確かに俺様はコンビニのように年中無休主役だ。
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