DRRRブック

□年下彼氏
1ページ/1ページ





午前十時ーー
新宿のとあるマンションでその騒ぎは起こった


ドンドン!ドンドンドン!


「臨也さん!いるんでしょ!開けてください!貴方の愛しの紀田正臣が来ましたよwって痛ー!!物投げないで下さいよ!」

「ごめんねーてっきり変質者かと思ったよ。てな訳で帰れ」

「臨也さん酷い!でもわかってます!これは臨也さんの愛情表現なんですよねwわかってますよ俺はw」

「正臣くんそんなに殺さたいの?そっかあわかった。苦しまずに殺してあげるよ」

「嘘です!殺さないで下さい!でも!折角俺が来たんですよー?"正臣会いたかった///"とか言ってくれても…」

「正臣くんばいばい」

「ごめんなさいごめんなさい!謝るから扉閉めないで下さい!!」

「はあ仕方ないなあ。まあ入りなよ」




―――――臨也邸


「それで何で来たの?何か用?」

「えっとですねー今日いい天気だから買い物一緒に行こうかと思って☆」

「帰れ」

「だから酷いですって!いいじゃないですかあ買い物くらい!」

「俺徹夜明けで一時間前に寝たばっかなんだよ?そんなの行くわけないでしょ。」

「ええー!臨也さんと行きたい!行きたい!行きたい!」

「ああもう五月蠅い!!!俺は寝たいの!」

「ええー!!彼氏の誘いより睡眠とるんですか!?んっあれちょっと待てよ…」

(臨也さんは俺に寝たいって言った)

(これはもしかしてもしかすると…)


「臨也さーん。じゃあ買い物は諦めます!俺気づかなくてすいません!!」

「そう。まあ諦めてくれたならいいよ」

(気づくって何の話?)


「臨也さんは俺と寝たかった訳ですね☆もう早く言ってくださいよwwそうとなれば早くベッド行きましょう!!」

「えっちょっ!何言ってるの!俺は一人で静かに寝た…」



ぼふっ



「ベッド到着ー☆ほら早く一緒に寝ましょうww」

「うわっ//てか顔近いよ!」

(ああー仮にも年下の彼に主導権を握られるなんて!俺のプライドが許さないよ!!こうなったら)


「ねえ正臣くん。こっち向いてよ」

「何ですかあ臨也さん」


ちゅっ


「なっ//いっ臨也さん!?///」

「君ばっかり主導権は握らせないからね」





年下彼氏


(臨也さん顔真っ赤ー☆)
(うっうるさい///)
(超かわいいwwww)







初文が正臨!マイナーですけど結構二人は好きです



*
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ