DRRRブック
□年下彼氏
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午前十時ーー
新宿のとあるマンションでその騒ぎは起こった
ドンドン!ドンドンドン!
「臨也さん!いるんでしょ!開けてください!貴方の愛しの紀田正臣が来ましたよwって痛ー!!物投げないで下さいよ!」
「ごめんねーてっきり変質者かと思ったよ。てな訳で帰れ」
「臨也さん酷い!でもわかってます!これは臨也さんの愛情表現なんですよねwわかってますよ俺はw」
「正臣くんそんなに殺さたいの?そっかあわかった。苦しまずに殺してあげるよ」
「嘘です!殺さないで下さい!でも!折角俺が来たんですよー?"正臣会いたかった///"とか言ってくれても…」
「正臣くんばいばい」
「ごめんなさいごめんなさい!謝るから扉閉めないで下さい!!」
「はあ仕方ないなあ。まあ入りなよ」
―――――臨也邸
「それで何で来たの?何か用?」
「えっとですねー今日いい天気だから買い物一緒に行こうかと思って☆」
「帰れ」
「だから酷いですって!いいじゃないですかあ買い物くらい!」
「俺徹夜明けで一時間前に寝たばっかなんだよ?そんなの行くわけないでしょ。」
「ええー!臨也さんと行きたい!行きたい!行きたい!」
「ああもう五月蠅い!!!俺は寝たいの!」
「ええー!!彼氏の誘いより睡眠とるんですか!?んっあれちょっと待てよ…」
(臨也さんは俺に寝たいって言った)
(これはもしかしてもしかすると…)
「臨也さーん。じゃあ買い物は諦めます!俺気づかなくてすいません!!」
「そう。まあ諦めてくれたならいいよ」
(気づくって何の話?)
「臨也さんは俺と寝たかった訳ですね☆もう早く言ってくださいよwwそうとなれば早くベッド行きましょう!!」
「えっちょっ!何言ってるの!俺は一人で静かに寝た…」
ぼふっ
「ベッド到着ー☆ほら早く一緒に寝ましょうww」
「うわっ//てか顔近いよ!」
(ああー仮にも年下の彼に主導権を握られるなんて!俺のプライドが許さないよ!!こうなったら)
「ねえ正臣くん。こっち向いてよ」
「何ですかあ臨也さん」
ちゅっ
「なっ//いっ臨也さん!?///」
「君ばっかり主導権は握らせないからね」
年下彼氏
(臨也さん顔真っ赤ー☆)
(うっうるさい///)
(超かわいいwwww)
初文が正臨!マイナーですけど結構二人は好きです
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