リクエスト
□Marking−続編
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《Marking続編/裏》
「………っ、ぁ…」
暗い室内に、甘い声が響き渡る。
「まだイけるでしょう?」
「そうそう、さんちゃんソレ好きだもんな」
「あ、……ん、んんっ」
三蔵は緩く首を振ると咥えていた悟浄の自身が離れ、喘ぐように荒く息をついた。
「好き、じゃねえ…っっ、八戒っ」
「そんな可愛くない事を言うなら、もうシてあげませんよ?」
「手、離……」
「駄目です」
後ろを振り向き睨みつけたが、にっこりと爽やかに微笑む男には効果が全くないのは充分承知していた為。
結局、己の自身の根元をせき止めている手を離してはくれなかった。
吐精出来ない辛さに加え、疼く後孔を緩く掻き混ぜるだけの刺激がもどかしく。
藻掻くように荒い呼吸で酸素を取り込みながら、与えられる刺激に耐えた。
「……っ、ぅ……ぁ」
「気持ちイイ?」
「…んんっ、も…やだ…」
苦しさで視界がぼやけるのに気付いても、どうする事も出来なかった。
「……ごじょう」
「うーわ」
長い指で顎を上げられ、首筋を撫でられる。
「八戒センセー、さんちゃんがエロいんですけどー。俺もう我慢出来ませ〜ん」
「貴方が耐えられなくてどうするんですか」
仕方ないですねえ、と言いながら八戒は両手を細腰に宛がい、昂ぶる己の熱で貫いた。
「あああっ!」
三蔵の自身から白濁が飛び散ったが、八戒の熱に揺さ振られて再び勃ち上がる。
「あっ、やっ……あぁっ」
「はい、さんちゃん。コッチもね」
「っっ、んんぅ」
喘ぐ咥内に悟浄の自身を押し込まれ、懸命に舌を絡ませる。
「もっと喉も使って」
金色の頭を掴み、悟浄は緩く腰を揺らす。
「…ぅっ、んぅ」
喉を突かれる苦しさに白い頬を伝う涙を指で拭い、そのまま咥内を犯した。
「はっ、さんちゃん…イくぜ…っ」
「……っっ!」
寸前に咥内から自身を引き抜きその綺麗な顔に白濁を散らしてやると、それだけで感じるのか…八戒を咥え込んだソコがきゅうっと締まった。
「三蔵っ、僕もイきますよ…」
「ああっ!」
奥で熱く広がるのを感じながら、三蔵はビクビクと身体を震わせて意識を手放した。