めいん
□味の真実
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「仕方ねーな。たまにはこの銀さんがしてやろーじゃねーか」
「……。」
神楽に納得の色は見えない。
「神楽〜、手伝ってくれたら次入ってきた金で酢こんぶ買ってやる。」
「マジでか!!よっしゃ!やっちゃるよ!!」
長くかかったが、ここでやっとクッキングスタートとなった。
ここで、相談するはメニュー。
あまり難しいレシピは持ち合わせていない。
「じゃ、ここは1つ、カレーにでもしますか」
「「何でカレー?」」
別になんとも思わないが、一応。
「いえ、カレーなら色々隠し味とかあるんで、失敗してもカバーできると思いまして。」
確かに。カレーには隠し味は多い。