めいん
□味の真実
1ページ/7ページ
気候のいいある日。
唐突に眼鏡を掛けた地味な新八口を開いた。
「―あ、そうだ!皆で土方さんにご飯を作りませんか?てかオイナレーション!眼鏡だの地味だの余計なこと言うな!!」
話しかけられた銀時と神楽はいかにも嫌そうな顔をした。
「はぁ?頭沸いたかお前 何で俺らがあんな奴に飯なんぞ作らなきゃいけねぇんだよ」
「ちょ、そんなこと言わなくていいでしょ!土方さんは銀さんの彼氏じゃないですか。」
そう、坂田銀時は土方十四朗の彼女であった。
「ふざけんなよテメー。あんなんの彼女になった覚えはねぇぞ」
「そんなこといって。何度か布団の中で暴れたでしょう?ここ壁薄いから全部聞こえてるんですよ。」
土方と銀時はすっかり初夜は終わらせていた。
一回どころか、5回、10回とどんどんと行為はしているのだが。
「何なら今ここで全部何があったかしゃべってもいいんですよ」
「勘弁してください」