ハッカキャンディ

□† ツナサンド
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ぐちゅ・・ぐちゅ・・と淫猥な音が静かな部屋の中に静かに響いている。


『ツナサンド』



「やあ・・ぐ、う・・も、う・・あうっ!や・・めて・・え・・・」
「何を言ってるの君は?」

ぐちゅんと一層深く突き入れられて、ひあああっ!とツナが堪え切れない快楽の声をあげた。
脳天まで快感が突き抜けるその感覚に、カタカタと体を震わせている。

「まだまだ終わるわけないじゃない。夜はこれからなんだよ?」

ツナの反応を楽しむようにしながら、雲雀はリズミカルに腰を打ちつけ始める。
既に何度も精を放出されたツナのそこは、すでに抵抗を失いながらも、未だきつく締め上げて、飲み込むように雲雀のものを咥えこんでいた。
ぐちゅぐちゅと淫猥な音が一際大きくなり、ツナの羞恥心をまた煽っていく。

「あ!あ!あ!や、あうんっ!もうゆるしって・・っゆ、ゆるしてえーーっ!」
「ダメですよ」

不意に仰け反った顎に手を掛けられたかと思うと、喘いでいた口の中に硬いものが押し込まれた。
一瞬息が出来なくなり、むせ込んでしまうツナ。
しかしそのモノは抜かれるどころか、喉の奥まで侵入を試みて、より一層の苦痛をツナに強いていく。
骸が真奥まで到達した時、ニコリと微笑んで聞いた。

「・・苦しいですか?」
「ぐ、ぶふっ!ぐ・・むっ!んーっ!!」
「ああ何を言ってるか分かりませんね・・・では、このまま続行です」
「んぶっ!!」

一気に動きが激しくなり、ツナが目を見開いて、涙を流した。
喉奥まで押し込まれたものが一気に引き戻され、また押し込んでいく。
強制的に上を向かされた格好の口と喉は、これ以上ないほどに真っ直ぐになって、出し入れされる硬いモノをスムーズにこすりあげていく。
その、本人の意思とは異なり。

「ああ・・・うまくなりましたね、綱吉君。喉奥まで使っても、尚吸い付いてくる口と舌がとてもイヤラシイですよ?」
「んんーっ!!んむうーっ!!」
「・・んっ!そんなに声を出しては・・ひ、びいて気持ちがいいですね。・・・そんなに僕の精液が飲みたいんですか?」

あれだけ飲んだのに?
揶揄するように言われて、ツナの体が、また羞恥に打ち震える。
その効果は、ダイレクトに雲雀のモノに伝わった。
きゅきゅうっと内壁が締まってきて、思わず雲雀がくぐもった呻き声をあげる。

「つなよ、し・・そんなに締め上げるなよ。思わず出そうになったじゃない」
「大方、もう我慢の限界なのではないのですか?恭弥くん?」

ぐちゅぐちゅと上の口を犯しながら、骸がにやりと笑った。
その様子に、ムッと雲雀が顔をしかめる。

「まだまだ、だよ。僕の方が、より綱吉を気持ちよくしてあげれるんだか・・らっ!」

いい様、目の前にあったツナのけなげに勃起しているそれを思い切りぎゅっと握り締めた。
瞬間、

「んむううううううううううっ!!!」

ビクンビクンと打ち震えながら、それは白い液を派手に空へとぶちまけた。
それが雲雀の手に降りかかる。
じっくりとそれをみつめた後、そっと口に運んで舐めとった。

「12回・・・だね。これで同数だ」
「直接触るのは違反ですよ。今のは、ノーカウントです」

ズルはいけませんよ?
ちちち、と目の前で振られる人差し指を、忌々しそうにみつめる雲雀。

「・・ち。仕方ない、か・・・綱吉」

今絶頂を迎えたばかりだというのに、絶えることなく上下の口に突き入れられる熱いモノに、脳の奥までぐちゅぐちゅにされながら、ツナはうつろな目で雲雀を見た。

「もう少し我慢してね?勝敗は夜明けまで、朝の5時には決着つくから。僕か骸か、どっちが君を多くイカせる事ができるか・・・あと3時間の辛抱だよ」

だから君も協力してね?
ニコリと微笑みながら、雲雀がツナの中に熱い白濁液を吐き出した。
ビクンビクンと体を震わせながら、ツナはもはや何度目か分からない絶頂にその身を蹂躙されていた。
遠のく意識の中ツナは、この夜がまだ終わらない事を・・・まだ終わらない事を・・・?



END

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