灯p棄処分

□*ねぇ?
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楽屋でみんなを待っていると何かが聴こえる。



♪〜♪♪〜…


あ、竜ちゃんの鼻歌だ。


ガチャン。



♪〜〜♪〜♪♪…




ソファーの俺の横に座る竜ちゃんは鼻歌を歌いながら携帯をいじくりニコニコとしている。

「嬉しそうだね、何かあったの?」
「んふふ、実はね?」

耳元に口を近づけてくる。


「……と……が…してたの!」
「……………え゛?」


え、今なんて…?




「だぁかぁらぁ…明君とケンちゃんがぁ…





キスしてた!!」

「………えぇぇぇ!?」



や、俺たちもそんな関係だけど、あの二人が…!?

「え、えっ、ちょっと待って!キ、キキキ、キスー!?」
「しぃー!!」

竜ちゃんに口を塞がれる。

「もが、…ん、何で…!?」
「二人、今隣の部屋にいるから 笑」
「…!?這煤v
「だからしぃーね?」


…隣の部屋ではお二人が…あぁぁぁぁぁ!!!


びっくりしてソファーの端まで下がる俺。



「え…キスって…ど、どんな…?」

フレンチくらいなら俺たちだって二人の前でするけどさ…


「……んーとねぇー?」
 
 





俺の横に手をついて押し倒されたような形になる。


「こーんな感じかなー?」
「…へ?」

そのまま竜ちゃんの顔が近づいてくる。

え?

ちゅーっと軽くキスされて、目をぱちくりさせる。


顔が離れていく。

「でねー?」


また顔が近づく。

今度は後頭部を手で支えられて舌を割り込ませられる。

「ん、りゅっちゃぁ…」

二人はこんな事を…?

「…っはぁ…んぅ…」


舌が絡みあってネチャネチャと音がする。
竜ちゃんの口にも舌を入れてみればタバコの味。


顔がまた離れていく。

「正君が舌を入れるなんて珍しいね?」
「っはぁ……はぁ…」


「ねぇ?隣の部屋の音、聞こえる?」


隣の部屋?


「あんまり聞こえない…ガタガタって音は聞こえるけど…」
「じゃぁ、ほら。」


竜ちゃんが手を差し出してくる。

その手に掴まり立ち上がると竜ちゃんが俺の手を引いて楽屋を出る。


すると隣の部屋…つまり二人がいる部屋の前に立ちドアを少しだけ開ける。

「こっから覗いてごらん?」



素直に覗いて見ると…
ケンちゃんを机に押し倒してナカちゃんが胸を舐めている。

「…どう?」
「……。」


ゆっくりとドアを閉めるとまた竜ちゃんに手を引かれ、楽屋に戻る。
「…ね?」

またさっきのようにソファーに座ると、そのまま押し倒される。
「続き…していい?」


ダメって言ってもするんでしょ。




「…もう…、いいよ…」
「じゃもっかい…」

 
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