灯p棄処分

□*媚薬
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『んッあぁン!!イイ!!ッアァ!やぁん!』








「…。」


体育座りでAVを見る僕。





「あ、の…竜、太朗…?」

「うーん?」



手を縛られて椅子に座った明くんが戸惑いながら僕に尋ねる。


「何してるのかなー…」


「…嫉妬。」
「…は…?」


嫉妬してんだよ。
これに。







「…AVに…?」


「うん。」





ここは僕の家でも僕のAVでもない。








「明くん、こんなの好きなんだぁ。」




これは明くんの家にあったAVなのだ。

明くんが眠っている間に見つけちゃった。


それで明くんを椅子に座らせて動けないようにと縛った。





「っ…だからなによ…。」

「ショックだなぁーって。」





目の前の映像は女の子なんだもん。

茶髪なんだもん。

小柄な子なんだもん。








「こーゆーのがねぇ。」




一人相手に複数人だしさ。





手元に置いてある他のAVをカシャカシャと見直す。




「SMとかあるんだ。」

「いいじゃねぇかよー…。」




恥ずかしいのか下を向いている明くん。


心なしか声が小さくなってきた。




「学園モノにコスプレねぇ。」





…ようは若い子か。






「僕の中じゃAVは立派な浮気だからね。」

「なんだそれ…。」



呆れた顔で笑う明くん。
あれ、本気なんだけど。




僕はポケットから目隠しを取り出して明くんに近づく。








「反省しないんだね。」








それなら。











「…っつ!!!」


耳や髪に手が触れるからかビクンと反応する。








「お仕置き…しよっか。」


目隠しをつけながら耳元でニヤリと囁いた。
「お仕置きてあーた…つか早くこれ解きなさいよー。」

手首で縛られている腕を動かして取って欲しいアピール。


「やだ。」
「っ…なんで?」

「お仕置きだもん。」
「…まじでやんのか…!?」



大まじですが。




「とりあえず…」

シャツの上から胸をそっと撫でてみる。



「ッ!!?」

またもビクンと反応する明くん。



「感じた?」
「…ちげぇ…。」



嘘だ。
もう一度胸を撫でる。


「んっ…!」
「ほら、感じてるじゃん。
見えないから感じやすいのかな?」


そのまま胸を撫でつづけると明くんの息が荒くなっていくのがわかった。


「撫でるだけじゃ嫌?」

勃っている芽を人差し指でちょんちょんとつつく。

「ッぁ…」


「気持ちいんだ?」
「っ…やめ…」



刺激を加える度に身をよじる明くんは、
歯を食いしばって声を出すまいとしている。






中々声出さないなー。


お仕置きなんだからもっと喘いで欲しいのに。





僕は黙って勃っている芽を服の上から潰すようにつねった。




「ッんァぁ!!!??」

「あ、やっと声出したね。」



見えてない明くんにニコリと笑いかける。





「ん…りゅ、たろ…ッぁ…!」
「んー?」


明くんは苦しそうに天井の方を向いている。


そんな明くんの首に吸い付きたくなった僕は、そっと首に舌を這わせた。



「ッン!!!??」


胸をいじくりながら首を何度も舐める。

「…ん、はぁ…明くん、おいし…。」
「っ…!!ん…!あぁ…ッ!」



びちゃびちゃと音を立てて首筋舐めると、明くんが肩で息をし始めたからうまく乳首を摘めなくなった。





首を舐めたまま、スルスルとシャツを捲り直に胸に触れる。

「…んぁ…!!」
「…これ、触って欲しかった…?」
「っ…ぅあ…!ちげ…ぁ…!」
「嘘つきぃー。」


ギュウッとつねると背中を反らせる明くん。







喘ぐ明くんに攻める僕ってのもたまにはいいじゃん、とか考えちゃう。









「さてと。」

僕はそういうと明くんから離れた。


「…ん……。…たろ…?」


周りの見えない明くんにはちょっとした恐怖かな。



どんどん離れて行きさっきと同じようにテレビの前に座ると携帯を取り出す。
 
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