その他

□気になるあなた
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とくん、とくん

バ(・・・まただ、何だろう・・・)

僕は時々、ある人を思い出すだけでドキドキする事がある
その人は・・・。

「バンブルビー」

バ「あ、ロングアーム・・・」

ロ「もうすぐ訓練の時間だ、早く行かないと先生に怒られるぞ」

バ「う、うん、分かった、先に行ってて・・・」

ロ「そうか、分かった」

タタタッ

そう、ある人とは、ロングアーム
僕に凄く優しくしてくれる
僕が余計な事をやって皆に罰をくらってしまった時も怒らなかったし、先生にお仕置きされた後は慰めてもらった事もある
それと、この間の時も・・・。



















ワ『お前のせいで皆が罰をくらったんだからな、覚悟しとけよ』

ガシッ

バ『え・・・ちょ』

ジジジジ・・・

バ『わぁ!や、やめてよちょっと!』

ひょい

バ『わわわ!どこ連れてくのさ!?』

バン、ガシャ!

バ『痛た・・・ちょっと!足返してよ!』

ワ『返して欲しかったら自分で取るんだな、ま、取れればの話だけどな』

ポイ

バ『あ・・・』

バン!

アワ『トランスフォーム!』

ブロォォン・・・

バ『ねぇ、誰か!助けて!』

キィィ・・・

バ『ロングアーム・・・』

ロ『バンブルビー・・・!足が取られてるじゃないか!何があったんだ?』

バ『えっと・・・さっきワスプとアーマーハイドが僕の足を取ってロッカーに入れたんだ・・・』

ロ『そうか・・・足はどこにあるんだ?』

バ『あそこのロッカーの上・・・』

ロ『あそこか・・・今付けてやるからな』

ひょい

バ『あ・・・』

どきん

バ(ど、どうしよう・・・顔が近い・・・)

ロ『全く・・・非道な事する奴らだ・・・』

バ(わわわ・・・凄いドキドキする・・・鼓動よ納まれ〜!)

すとん

バ『あ』

ロ『すぐ付けるから、待ってて』

バ『あ、ありがとう、ロングアーム』

ロ『いいや、所で、痛みはないかい?』

バ『だ、大丈夫だよ』

ロ『そうか(ニコッ)』

バ(あ・・・)

どきん

バ(ロングアームがこんな風に笑った顔を見るの初めてだ・・・どうしよう、またドキドキしてきちゃった・・・)

ロ『バンブルビー』

バ『!な、何?ロングアーム』

ロ『足、付いたよ』

バ『え・・・あ・・・本当だ』

ロ『歩けるかい?』

バ『っと、うん、大丈夫、ちゃんとくっついてる』

ロ『そうか、良かった』

バ『・・・ねぇ、ロングアーム』

ロ『何だい?バンブルビー』

バ『あの・・・その・・・ありがとう』

ロ『・・・いいえ、どう致しまして』














あれ以来、僕は少しでもロングアームの事を考えるとドキドキしていた
これって・・・恋なのかな・・・?。














終わり

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