その他

□誰より一番好き
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バン「オプティマスー、一緒に散歩に・・・あれ?」

バンブルビーはオプティマスの部屋に入ると
今は彼はいなかった。

バン「メインルームかな・・・あ」

バンブルビーが目にしたのは
台の近くにパソコンがあり
電源が入りっぱなしの状態になっていた。

バン「・・・ちょっとだけ見ても良いよね?」

バンブルビーは興味本位でパソコンをいじった。

バン「データアルバムだ・・・あれ?」

バンブルビーはきょとんとデータアルバムを見ていると
そこに写っていたのは
かつてはオートボットに入っていたのだがある事件に巻き込まれて蜘蛛の毒に侵され

今はブラックアラクニアになってしまったエリータワンの姿であった
しかし、エリータワンの事はオプティマスとセンチネルしか知らない為バンブルビーは知らないのだ。

バン「誰・・・この人?」

バンブルビーはカチカチとデータアルバムを覗くと
エリータワンの姿ばかりが載っていた。

バン「何で・・・!?」

バンブルビーは最後のアルバムを見て仰天していた
エリータワンがオプティマスの頬にキスをしていた
それを見たバンブルビーは嫉妬の炎が点火した。

オプ「さてと・・・バンブルビー?」

何も知らないオプティマスは部屋に戻ってき
バンブルビーは後ろを振り向き
何これとパソコンに指を指した。

オプ「!こ、これは・・・」

バン「・・・誰・・・この女・・・」

バンブルビーは頭を俯き、低い声で問い詰めると
オプティマスは慌てて説明をしようとしたのだが
バンブルビーはスティンガーを構え
オプティマスの背中に乗った。

バン「この浮気者ー!!!」

バチバチバチバチ!

オプ「ギャアァァァ!!!」

バンブルビーが発射したエナジースティンガーは今までよりも凄まじく
オプティマスの体は黄色く光っていた。
























アイ「よ〜し、いっけ〜!」

ブツン・・・

アイ「あれ?」

メインルームでゲームをしていたアイアンハイドは
突然テレビが消えて、故障かなとテレビに近づいた。

アイ「おかしいな・・・」

パリン!

アイ「うわ!」

今度は蛍光灯が割れ、部屋が真っ暗になってしまい
アイアンハイドは軽くパニックになった。

アイ「うわー!どうしよー!」

ラプ「アイアンハイド!」

アイアンハイドの悲鳴に駆け付けたラチェットとプロールは
ここもかと呟いていた。

ラチ「ここも停電か・・・」

アイ「ここもって、ラチェット達も?」

プロ「私が部屋で瞑想をしていたら突然蛍光灯が割れたんでアル」

ラチ「おいも部屋で研究をしていたら蛍光灯が割れたんじゃ・・・
それに部屋全体も蛍光灯が壊れたんじゃ・・・」

アイ「一体何が起こったんだろ・・・」

「ギャアァァァ!!!・・・」

アラプ「!?オプティマス!?」

オプティマスの部屋から彼の悲鳴が聞こえ
三人は直ちに彼の部屋へと向かった。

























アラプ「オプティマス!!」

バン「この浮気者!!」

三人は彼の部屋に入ると
オプティマスの背中にバンブルビーが乗って彼の背中にエナジースティンガーを撃ち込んでる姿を見て三人は唖然としていた
するとラチェットは慌ててバンブルビーを止めに入った。

ラチ「コラ!やめんかバンブルビー!!」

バン「ふん!」

バンブルビーは軽やかに背中から降りると
トランスフォームをし
部屋から出て行った。

バン「オプティマスなんか大っっっ嫌い!!」

ラチ「コラ!待たんか!!」

オプ「うぅ・・・」

プロ「!オプティマス!」

エナジースティンガーを打たれたオプティマスはうめき声をあげながらも意識はなんとかあった。

アイ「大丈夫かい!?」

ラチ「しっかりせい!今おいが治療するからな!」

オプ「ああ・・・頼む・・・」

アイアンハイドはオプティマスを持ち上げ
治療室へと向かって行った。





























アイ「蛍光灯交換したよー」

プロ「明かりが全部点いたである」

ラチ「ふむ、ご苦労じゃ」

オプ「んん・・・」

ラチ「おお、気がついたか」

オプティマスは頭を抱えながら目を覚ますと
ため息を吐きながら酷い目にあったと呟いた。

ラチ「どうじゃ?体は」

オプ「ああ、まだちょっと痺れるが・・・でも大丈夫だ」

ラチ「そうか」

アイ「ねぇ、何でバンブルビーはオプティマスにエナジースティンガーを打ったの?」

オプ「ああ、実は・・・」























ラチ「なに、エリータワンばかりのデータアルバムを見たじゃと?」

オプ「そうだ、私が説明をしようとしたのだが
バンブルビーが聞いてくれなくてな・・・」

アイ「ねぇ、エリータワンって誰?」
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