おそ松さん

□触手を育てよう
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「「こんにちはー!デカパン博士!」」

十四松とトド松は仲良く手を繋いでデカパンラボに入ると何やら研究をしてた最中で、デカパンがこちらを振り向いて挨拶をする。

「はいこんにちはダス、今日はトド松君も一緒ダスね?」

「珍しい草を育ててるって聞いて僕も着いてきたんだ〜」

「ねぇねぇ!早くその草見せて!」

目をキラキラさせながらデカパンにねだるとデカパンはニコニコして部屋の奥へと案内をされる。

「ハイハイ、こっちダスよ〜」

これダス、と見せたのは水色とピンク色のイソギンチャクみたいな草らしき物でそれは植木蜂に埋められていて二人は興味津々に草を覗いてみる。

「わー!!何コレ!?触手なの?」

「これは巾着草と言う草ダス、イソギンチャクと雑草を混ぜて作ったんダスよ」

デカパンが指でツンとつつくと脚みたいな物がうねうねと動き、トド松はゾワゾワと鳥肌が立つ。  

「わぁっ、でも何か気持ち悪いね…」

「その内何かの研究に役立つ時が来るはずダス!と言うわけで、ワスはこれから出掛けなきゃいけないからこの子の世話をお願いするダスよ、水は2時間に1回程あげるダス
ジュースとお菓子は向こうの部屋の冷蔵庫に入ってるから好きに食べて構わないダスよ」

デカパンは荷物の入った鞄を持って部屋から出ていくとトド松と十四松は手を振って行ってらっしゃいと挨拶をした。
 
「わー、今から楽しみだねぇ!」

「十四松兄さんは子供だな〜、僕はあまり触りたくは無いけどね…」

少し引き気味なトド松を十四松は首を傾げて不思議そうにみるが、十四松は気にせず巾着草を眺めていた。

「早く大きくなってね〜♪」

嬉しそうに微笑みながら十四松は巾着草をツンツンと触れる、トド松は少々呆れたような苦笑いを浮かべ、トド松は部屋を出た。

「あんなもん何の研究に役に立つんだろ…、それよりお菓子とジュース貰っちゃお♪」

トド松は冷蔵庫を開けて物色をすると二人分のペットボトルのオレンジジュースとショートケーキを取り出し、十四松の入る部屋に戻るとまだ巾着草を眺めていた。

「兄さん、ジュースとケーキあったから食べよう♪」

「うん!食べる!!」

満面な笑みで巾着草から離れると近くにあるテーブルにお菓子を置いて椅子に座る二人は頂きますと挨拶をし、十四松はケーキに巻いてあるフィルムを外すとクリームを綺麗に舐め取った。

「ん、ま〜い☆」

「十四松兄さん本当にクリームのフィルム好きだね」

「うん!クリーム付いてるから何か勿体無くって、トッティは舐めないの?」

「僕は遠慮するよ、良かったらあげるね」

苦笑いをしつつトド松はケーキに付いてるフィルムを剥がして十四松にあげると十四松はありがとう!と嬉しそうに感謝をする。

「えへへ、トッティ優し〜い♪ぺろーん!」

「もぅ、兄さんたら…」

頬杖をついて見守るようにトド松は笑いジュースを一口飲む、十四松がトド松から貰ったフィルムを舐め終えて何気なく巾着草を見ると何かを欲しがるようにユラユラと動く。

「どうしたのかな?ケーキが欲しいの?」

「流石に草だから食べないでしょ?」

「そっか、じゃあジュースあげるよ!」

ペットボトルを持ち出して十四松は巾着草の元に行って蓋を開けるとドバドバと草にジュースを掛けてしまい、トド松は慌てて十四松の行動を辞めさせる。

「に、兄さん!!ジュースはまずいよ!あーどうしよう…」

「水より良いかなーって、え、ジュースは美味しいよ?」

「いや、そのまずいじゃ無いんだけど…え?」

巾着草を見たトド松は硬直してしまった、見る見る内に草は成長してデカくなっていき、十四松もそれを見るとスッゲー!と言いながら笑顔で感激をしている。

「ジュースで成長するなんてスッゲー!巾着草も凄く喜んでるよ!」

触手をうねうねと気持ち悪い動きをして十四松は喜んでるがトド松は両腕を交互に組みながら顔を青ざめている。

「ぜ、絶対違うと思うよ!兄さん逃げようよ!!」

「えー!?せっかく大きくなったのに?もっと近くへ行こうよ…っ!!」

指を指して十四松が近づこうとすると触手は十四松の腕を絡み付き、高く十四松を持ち上げ腕と足を大の字に広げて拘束をする。

「うぇ?な、何?何するの!?」

「に、兄さん!!」

驚いたトド松が上を見上げ、触手は十四松のシャツを捲り上げて二本の触手で十四松の乳首に触れた。

「やっ…!止めて…っ!」

手足を動かそうとしたが触手はビクともせず、乳首に巻き付くように触手はクチュクチュといやらしい音を鳴らして十四松に襲う。

「あんっ…おっぱいいじめちゃやだぁっ…!」

乳首に触れられ十四松は悶える、下にいたトド松は恥ずかしがりながら触手の足部分にポカポカと叩いて攻撃する。

「兄さんっ!こんの!早く兄さんを離してよ!!」
 
全く効いておらず、力一杯体で体当たりすると怒りに触れたのか、触手はトド松の腕を掴んで十四松と同じ高さまで持ち上げ両腕を高く固定するように縛られてしまう。

「うっ!嘘!僕まで!?やだ離してよぉ!!」

「はぁ…っ、やぅ…んうぅっ…」

トド松が暴れてる間十四松は乳首を責められ、恍惚な表情で悶えている。 
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