eleven
□sweet chocolate
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「…綱海さん」
一言呟くだけであなたへの想いが溢れてくる…
俺…、決めましたよ…
綱海さん…あなたが僕の居た世界を変えてくれたんですよ…?
だから…だから…っ
この想いは伝えなきゃ…
溢れて留まる事も知らないこの想いを…
明日…今日…
日々過ぎて行く間にあなたが遠くに感じられる…
何で…何で…?
俺は…あなたの傍に居て…
あなたの笑顔が見たいだけ…
なのに…
何故こんなにも遠くに感じるのだろう…?
あなたの背中が広くて…
全てを包み込んでしまいそうだから…?
…うじうじしてる間にあなたはまた遠くへ行ってしまうのですか…?
そんなのは嫌ですよ…?
だから、また明日も神様は俺と綱海さんを会わせてくれますよね…