eleven

□豪炎寺が末期
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今、豪炎寺の家には吹雪が居る

何故って…?

それは、吹雪が泊まる事になっているからだった

お風呂に入る前に豪炎寺が異変に気付いた

「吹雪…、頭から猫耳生えてる…」

「え…?」

本人が知らない中に生えた猫耳

こうして、2人だけの秘密が作られた

「…何で生えたんだ…?」

「…僕が知りたいぐらいだよっ!」

「でも、本物か…?」

ゆっくりと吹雪に生えてる猫耳に手をかける…

「ふあ…くすぐったいよぉ…っ豪炎寺君、止めて…っ!」

「…………」

吹雪の声が聞こえていないのか、豪炎寺は耳に興味津々だった

「ご、えんじく…ん」

耳を触られて力の入らない吹雪に対して、豪炎寺は黙々と耳を触っていた

「…耳があるってことは尻尾もあるんじゃないか?」

「ふぇ…?あッ!駄目…駄目ぇ…ッ!」

吹雪の履いているズボンを無理矢理下へ引っ張ろうとする豪炎寺

必死に抵抗する吹雪を見て罪悪感が積もったのか、「…悪い」と一言だけ言い残して風呂場へ行ってしまった

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