いち

□医者と患者
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『秋雨ーいるかー?』


酒鬼がドアからひょっこり顔を出した。


『っおぅっ!!』


そしてすぐドアの後ろに隠れる。



『あ、あぁぁぁあれだな!?こ、こうゆうば、場合は何も言わずに去るのが男ってもんだっ!!』


なぜか酒鬼が赤面する。


『酒鬼どーん、秋雨どんいたかね?』


剣星が赤面している酒鬼を不思議がって近づいてきた。


『お、おい!!シーっだ』
人差し指を口に当てて必死にジェスチャーする…が…




『秋雨どんっ!!なにやってるね!名前ちゃんみたいなピチピチの女の子は全部おいちゃんのものね!』




『あちゃー剣星の野郎、秋雨キレるぞー』




ドス黒いオーラが部屋を満たす。


『けーんーせーいー!!』


ドカーン
バリバリ
ガッシャーン





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