いち

□幼なじみのメロディー
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わたしの幼なじみは音楽が得意で凄く強くて…



どんどん遠くなっていくの…





「響様は只今、ご友人方と一緒にお出かけなさっています。」


もう聞き飽きた執事さんのセリフ。

またか…と思いつつジークの部屋に入れてもらう。


せめてもの救いは幼なじみであるため部屋に入ることができる、という事だ。



ジークの天蓋つきのベッドに腰かけるといつもの香りがフワッと鼻をかすめた。




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