いち

□医者と患者
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「からかってないよっ。あたし先生と付き合ってるはずなのに、まだ医者と患者でしょ…」





名前が秋雨を上目遣いで見る。




「それなら、医者と患者でもいいから出来るだけ長く一緒にいたいの」



潤んだ目が秋雨の理性を崩壊させるのに時間はかからなかった。






『全く君は…』




秋雨は名前を胸に掻き抱いた。


柔らかい感触が秋雨の本能を刺激する。




そして深く口づけた。






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