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□君がプレゼント
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 12月25日。
朝、6時30分。

「うーん……」

 まだ開かない眼を擦りながら鏡音レンは目を覚ました。
「……リン?」
 いつもなら隣で熟睡しているハズのリンがいない。
起き上がって辺りを見渡してみると、ベッドの端に、いつもの白いリボンが見えた。

嫌な予感がしつつも、近づいてみる。

「──……リン?」

 そこには大きな靴下の中にピンクのリボンでぐるぐるとラッピングされている鏡音リンが入っていた。

「何してんのリン」
「プレゼント?かな」


 子首を傾げてレンに問う。レンはレンでなんかもういっぱいいっぱいだった。

「とりあえずリンは俺のものって事でいいのかな?」
「えっ、そういう事なの!?」
「だってプレゼントってわけだし……ということで頂きます」




……続かない
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