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□風の吹くままに
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だから、どうしてそうなったかなんてわからない。
今の私はとっても身軽。
仕事の予定がビッシリ詰まったスケジュール帳
分厚いファイルの束
日々うるさく鳴り響く携帯だって
全て投げ捨ててしまって。
突然声が聞こえて。
優しいそよ風の声。
その声に実をまかせたら私はどこだっていけそうなの。
なんだってできそうな気分なの。
がんじがらめの生活から解放されて。
どこへ行こうか。
あなたの囁く声のままに。
私はその声にしたがってただ歩みを進めるだけ。
ねぇ、次はどこへ導いてくれる?
私はこれから生まれ変わるの。
あなたの声にしたがって。
ただただ風のふくままに・・・・
タイトル:(c)ひよこ屋
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