ボカロ
□悪の娘
1ページ/1ページ
「しってる?今度の王女様って14歳らしいわよ。」
「えぇ?14歳で?」
「若いんだから、元気よね。きっとこの国も元気な国になるわ!!」
悪の娘〜1〜
昔々ある所の
悪戯非道の王国の
頂点に立つは
なんと、14歳の若い王女様でした。
「あら、おやつの時間だわ」
「はい。しばらくお待ち下さい、リン様。」
「あっその前にアレ、持ってきて。」
「アレですね。」
そう言って召し使いが持ってきた物は、きれいな宝石でした。
「これ、いくら?」
「確か、100万円ほどで。」
「ふーん•••じゃあ、まだ買えるわね。今度は新しい服でも買って。」
「はい。」
王女様のお城はとても美しいお城でした。
豪華な彫蔵品
「レン、ジョセフィーヌを」
「はい。リン様。」
顔のよく似た召し使い
「ジョセフィーヌ。今日も美しいわね。あなたは世界で一番綺麗な馬よ」
<ヒヒーン>
愛馬の名前はジョセフィーヌ。
まさに、全てが彼女の物でした。