とある世界の元素使い
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□第十章『法の書』 NEW!
伝説の魔術師が記した、天使を召喚することができるという驚異の魔道書『法の書』が、解読法を知るシスターと共にさらわれた。
学園都市でいつものように御坂美琴に電撃を飛ばされ、妹に抱きつかれ、白井黒子に押し倒され、佐天と初春がそれを見て笑う―――だけだったはずなのだが。
インデックスがさらわれたと知らせを聞き、急遽天乃は学園都市の『外』に出る事になった。
伝説の魔術師が記した魔道書、そしてその解読法を知るシスターを巡る戦いが今始まる―――！！
□第一一章「残骸（レムナント）」 原作八巻
大好きな兄、天乃嵩。本当の姉のように慕う御坂美琴。
天乃里奈はその日、風紀委員で非番中の白井黒子と共にデパートに訪れていた。
里奈は日頃の感謝の印としてのプレゼントを探して。
白井はその手伝いと自分の必需品を買うため。
その帰り道で、偶然にも天乃嵩と御坂美琴の二人と出会う。
二人だけでいるなんてあまりにも有り得ず仰天する里奈と白井だが、突如白井の携帯電話に連絡が入ってきてーーー。
「樹形図の設計図」の残骸を巡り、里奈は一人戦う事を決意するが、彼女は知らない。
傷ついた里奈のために、兄とその旧友が再び手を取り合っていた事をーーー。
そして、里奈の事を本当の妹のように思っていたとある少女の事をーーー。
彼らの思いは、ただ一つーーー里奈が平穏無事で過ごせる事、それだけたったーーー。
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