詩-うた-
□雨
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雨がたくさん降ってる日の夜
車の中で親を待っていた
ふと、足を見ると、気持ち悪い水玉が映っていた
雨が流れ落ちる様子が店の明かりに照らされて写し出されている様子だった
窓はどうなっているのだろうと顔をあげると、水玉という水玉は見えなかった
代わりに窓に打ち付けられると同時にキラキラ光っていて、スパンコールみたいで綺麗だった
でも、私は、足に写った気持ち悪い水玉の方が好きだった
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