思い出した、人類は皆平等だった

□思い出した、人類は皆平等だった
1ページ/2ページ






メアド変えた日の放課後、問題は起こった。

「なんであんたに連絡付かないワケ?」

目の前には6人の同学年の女子。

剣城君は未だに怖いと思う事があるが、これは違う。

この人達の方が怖いよ!!

「いっ、いーじめよくない!カッコ悪ーい!!」

虚勢張って言った言葉も意味はなかった。

くそう、私も折原さんみたいにナイフとかで髪の毛剃り落とすとか出来ればよかったのに…!!

「黙れ、女狐。サッカー部の二人と幼馴染だからって容赦はしないよ!」

め、女狐…だと…!?

確かに私幼馴染の威光とか借りちゃってますよ。

虎の威を借りる狐ですが何か?

いいじゃない、別に。

長いものには巻かれろって言うし、君たちだってそういう人生送ってんじゃないか?

先輩の言う事とか全て無視してきたなら別だけどさ、うん、それなら私何も言えないけどね。

「アンタさぁ、キモいんだよねぇー」

「早く消えてくんないかなぁ?」

すみません、キモイって言われてもどの辺が具体的にキモイのでしょうか?

句読点含め140字以内、ツイ○ターでつぶやいったー出来る文字数でお願いします。

大体消えろって何処に消えればいいんですか、ここは中学だからまだ義務教育に縛られているままなんだよ、高校じゃないんだよ、退学は私の意思ではできないんだよ。

学校から消えろとか、そう言うのは高校行ってから言えよ(いや、普通は言っちゃダメだけどね)、私にはどうしようもできないんだよ。

もし仮に消えるなら学校進級できない程の病気にならないといけないじゃないか。

あ、進級できないとかすんごく虚しくないか?

そして同じ授業もう一回受けなきゃいけないのか、でも私そしたらテスト結構いい点取れるんじゃないか?うん?

そしてあわよくば剣城君と同じクラスにうへへ...おっと失礼、私の煩悩が。

友達と同じクラスとかいいよね!



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ