第一部:全ての始まり
□平和な町に忍び寄る影
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そこから歩くこと100メートル弱。
ヘネシスに着いた4人は龍燗の案内でヘレナのいる場所までやって来ていた。
とりあえずヘレナにカニングシティーでのことを伝えると。
ヘレナ「カニングシティーでそんなことが…。
今のところヘネシスでは何も異常はないけれど、一応情報を集めてみるわね。」
リュカ「ありがとうございます!」
ヘレナ「あなた達はこのままエリニアへ行きなさい。
ハインズ様が待っているはずです」
ハイル「だとすれば、長居は無用だな。
このまま急いでエリニアに行くか。」
リュカ「そうだねー。
ハインズのじいちゃんに会うのも久しぶりだなぁ」
ハイル「お前…師匠に向かってじいちゃんはないだろ…」
リュカ「いーのいーの。
じいちゃんだから。」
栄光「いいんだ;」
リュカ「ところで龍sはどうするの?」
龍燗「俺はここに残る。
やることがあるしな。」
リュカ「そっか、じゃあさよならだね。」
ヘレナ「行ってらっしゃい。
気を付けてね」
リュカ・栄光「はーい」
ハイル「よし、行くか。」
こうしてリュカ、ハイル、栄光の3人はヘネシスを後にした。
その一方、ヘレナのところでは…
ヘレナ「そういえば、しばらく顔を見せなかったじゃない」
龍燗「…忙しくてな。」
ヘレナ「ここで何か用があるんだったら、一通りみんなに声をかけておいてもらえないかしら?」
龍燗「今回は無理だな…。
すぐに行かなければ…」
ヘレナ「そう。無理なら仕方ないわね。他の人に頼むわ。
手伝えることがあったら言ってちょうだいね。」
龍燗「ああ…
あと、最後に1つだけ…」
ヘレナ「…!!」