★Story★

□あなたが手をのばす先に
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〜あなたが手をのばす先に〜



―私がいられたらよかったのに―



黒崎くんに出会って
黒崎くんと話をするようになって
そして
―黒崎くんに恋をした―


ううん
もう出会ったときから
黒崎くんに恋をしていたんだと思う


だけど
彼にはもう相手がいたの

望んでも虚しくなるだけなのに…
彼のことなんて忘れてしまいたいのに…

そんなことを思っていても
忘れることなんて出来ないよ
会いたいよ
お前が必要だって思ってよ
抱きしめて愛してるって言ってよ

私にはあなたじゃなきゃだめなのに…


それなら優しくしないで
期待させるようなことしないで

これじゃ私は前に進めないよ
もう忘れるなんて出来ないんだよ
どうしていいかなんて分からないよ


なんで彼には相手がいるんだろう…


彼の必要としているのが
彼が求めているのが



私だったらよかったのに…



Fin.


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