提出作品置場

□こんな結果を望んだんじゃない
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―君が大好きでした―

だから君の敵全てを壊した


でも君は望んでなんかいなかった
そして君は僕を蔑みはじめた


「私は・・・・・・・・こんなの望んでなんかないのに・・・・・・・・」


涙ぐみながらの説教


「私は・・・・・いつもの雲雀さんがよかったよ・・・・・。
 友達と普通に生活をしたかったよ・・・・。
 なのに・・・・・・・・・どうして・・・・・・・。
 今の貴方は・・・・・・・・嫌い





何故僕は気付かなかったんだ

君はこんなにも僕を嫌っているのを

僕は君をこんなにも思っている




「・・・・・・・・例え君が僕を嫌っても僕は君が好きだよ?」

「私は・・・・・・・大っ嫌いだよ・・・・・・・!」




どうしてだろうか

僕は君が喜ぶかと思った

だから君の敵を全て壊したんだ

なのにどうしてだ




「君の為・・・・・・」

「私は・・・・・・こんなもの望んでなんていないよ・・・・・・」




瞳から涙を流す

結局僕は君を傷つけただけだった






こんな結果を望んだんじゃない

(ただ君の笑顔が)
(見たかっただけなんだ)
(君の涙を見たいんじゃないんだ)
(僕はこんな結果を望んだんじゃないのに)


END

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