読物

□今日から女になりました
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いつもと変わらぬ朝のはずだった…
まさかこんな悲劇が起こるとは…


その悲劇は唐突にやってきた
いつもなら既に起きて来ている彼の姿がなかったのだ
その彼とは…新撰組幹部、原田左之助のことである
彼は朝餉に永倉新八、藤堂平助と共に来ているのだが今日は二人だけで来ていたのだ

新撰組副長、土方歳蔵がなぜ左之助が来ていないのかを新八に尋ねると新八いわく‘まだ寝ていた’とのことに土方は幹部達が皆集まるまではいいかと考えると幹部達が揃うのを待った
しかし幹部達が皆揃っても姿を現さない左之助に土方が新八と平助に起こして来るように命じたのだ
二人は土方に命じられると左之助の部屋へと向かって行った

その頃、漸く目が覚めた左之助は自分の身体に異変を感じでいた
起きたばかりであまり働かない頭で何故かやけに重くなった胸を見るため着ていた着流しを脱いだ
そして自分の胸元を見て驚愕した
そしてそこにタイミングよく新八達がやって来て部屋の主の許可なく勝手に襖を開けたのである

「おいッ!!、左之いつまで寝てんだ…よ」

「新八っつぁんなにぼーっと釣ったって…って左之さんどうしたんだよその胸!?」

「この…いきなり入ってくんじゃねぇ!!」

二人は左之助の部屋にいきなり入った為見てしまった
左之助の胸元に豊かな胸があることを…
そして見られてしまった胸を隠し叫ぶように言えば片手で胸を隠した
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