読物 弐
□非日常
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カーテンの隙間から漏れる光に目を覚ました…
「んッ…よく寝た」
小さく欠伸をすればそう漏らして学校があるため着替えるため立ち上がり服を脱げば…
そこには男にあるはずのない豊かな胸があった…
「なんじゃこりゃッ!?
それじゃあ…下も…」
自分の身体の異常に青ざめてすぐさま下半身にあるはずの男の象徴を探すがなかった…
「どうすっかな…バレたらやべぇよな」
などを考えている内に平助と新八が迎えに来たのであった…
「左之さん早くしてくれないかな」
「そうだぞッ、遅刻しちまうだろうが」
叫びながら言われると仕方なく制服に着替えるが身長も縮んでしまったらしくいつも着ている制服はブカブカだった
「こりゃ着れねぇな」
自分の姿を見れば学校へ行けるという姿ではなかった
「あらあら左之助どうしたのその格好?」
困っている所に洗われたのは自分の母親であった
「お袋か…わりぃが新八達に先いっ「左之助可愛くなったわね」
自分の話しを母親に遮られると思わずため息がでた
「はい左之助
これを着て学校へいってらっしゃい」
渡されたのは学校指定の制服…
だが女子の制服であった
「お袋…なんでこんなの持ってんだよ」
「左之助の制服姿が見たかったからよ」
「て、こたぁ…お袋が俺のことこんなにしやがったのか?」
「えぇ…私は左之助の可愛い姿を見れて嬉しいわ」
などを言う母親に怒る気力は失せて仕方なく母親が持っている制服を不本意だが着ることにした…
「スースーするな」
「可愛いわね
それより早く行かないと平助君達に悪いわよ」
と母親に言われると平助達のことを思いだし急いで向かうのであった