要望読物

□こんな日常も悪くない
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新八Ver


「男二人でプリクラ撮るなんて思わなかったぜ」

「俺だって思わなかったけどよ左之とだから撮りたいって思ったんだぜ」

雑談をしたりしつつもフレームなどを決めたりしていく

ちなみにプリクラを撮る順番はじゃんけんで決めたのである
平助は他のゲームで遊んでいるためプリクラ機の周りにはいない

「うしッ!
こんな感じか?」

「恋人向けの奴選ぶか普通…」

選んだフレームを見ればハートなどが描かれたフレームで思わず苦笑いを零す左之助に新八は…

「いいじゃねぇか
それにこれ選んだのにはわけがあんだよ」

と言われると左之助は首を傾げたがいきなり新八に腕を引かれ後ろから抱き込むような形になったところを撮影された

「新八ッ!」

「なんだよ左之?」

「なんだじゃねぇよ
恥ずかしいことすんな!」

顔を赤く染めながら怒鳴る左之助の話を聞き流していると次の撮影を知らせる声が聞こえると怒鳴る左之助を黙らせるように唇同士を重ねた

「んんッ!?」

いきなりのことで頭がついていかず目を瞬かせていると唇が離された…

「こんの…馬鹿がッ!」

「生憎、馬鹿だからいいんだよ」

といつもの笑顔で言われると怒るに怒れない左之助であった
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