1
□邪魔するな
1ページ/2ページ
まあ俺は生意気がウリのこういう性格だから、改めて言ったりはしないけど
本当はなかなかどーして
けっこう尊敬してる
2人の先輩達に…
まさかそんな嗜好があっただなんて…!!
「あ、イケね」
部活を終えて帰宅した瞬間に、俺はその日出た宿題のプリントを部室のロッカーの中に忘れてきた事に気づいた。
道を振り返るが、いつもチャリで送迎してくれる桃先輩の姿はなく…
鞄とテニスバックを一旦、家に置いてから、ランニングがてら再び学校に戻ることにした。
時刻はすでに夜の7時を越えていて、職員室から借りた鍵を使って薄暗い部室のドアを開けると
そこで俺は
信じらんない光景を見た…
「………(ゴクリ)」
どっから調達したのか
青学の女子の制服を着た不二先輩が
今まさに部長に押し倒されていた。