逆ハー夢
□コスプレ
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「ん?赤也、なに読んでんだよ?」
ソファーに座って雑誌をまじまじと見つめている赤也の隣に座って雑誌を覗き込んだブン太。
「あー雑誌っすよ。これこれ、彼女に着せたいコスプレ10っての」
「へぇー面白そうなの読んでるね、俺にも見せて」
「あ、ぶちょ」
幸村もブン太につづけてネクタイを締めながら二人の後ろに立ち雑誌を覗き込む。
「なんじゃ、赤也。彼女できたのか?だったらはなこは俺に…」
すでに着替えを終え、いじっていたケータイを閉じて赤也の隣に座りニヤニヤと笑いながら言う。
「むっ!できてません!それにはなこ先輩は俺n「僕のものだよ、ふふ」
仁王の言葉にムキになり、はなこは自分のものだと言いかけるが、魔王幸村の笑顔と一言によりその言葉は儚く散った。
ロッカーの前で着替えている柳生に仁王はいきなり話を振る。
「柳生は?」
「え?何の話です?仁王くん」
「はなこに着せてみたいコスプレ」
「えっ、な、なんで私が…!」
「興味ないフリして実ははなこをオカズにして毎晩抜いとるんじゃろ…?」
「うわ!柳生ってばスケベー!」
「なっ…!そんなことしてません!仁王くんもデタラメを言うんじゃありません!!」
とか言いつつ真っ赤になっている柳生。
「そ、そうですね…まぁ、OLの恰好が私は好きですね…」
「あー…ストッキングが破れて少しエロチックな感じか…」
「いえ、そこまで言ってませんが…」
「俺は教師かなぁー、はなこ先輩が先生なら居眠りなんて絶対しねぇし…」
赤也は次第に鼻の下を伸ばしながらでへでへと一人妄想に入った。
「夜の課外授業が楽しみじゃの」
「それもいいけど、やっぱり放課後の特別授業かな」
「先輩ら…変態っす」
少々呆れている赤也は、ブン太先輩は?と問い掛ける。
「俺はそうだなぁはなこにはやっぱ…ナースかなぁ」
「いいっすね!はなこ先輩になら注射も大人しくなるっす!」
「ドジ踏んで間違って刺しちゃったりしそうだけどね」
「……」
ありえる。
その場にいるみんなが思っただろう。
「むしろこっちが注射したいぜよ」
「…仁王、お前AV見すぎ…」
「部長ははなこ先輩にはどんなの着せたいっすか?」
「んー…なんでも似合いそうだけど、メイド服かな」
「え、意外っすね…」
「ふふ、そうかな?俺に一生懸命尽くしてご奉仕してくれるのが、可愛らしいよね」
「ご奉仕…!」
「もう黙ってろよ、仁王…」
「みんなお疲れー!」
ガチャリと部室のドアを開けて入ってきたはなこ、ソファーに集まってるのを見て不思議そうにキョトンと首を傾げた。
「なになに、何してるのー?」
明るい声を出してみんなのもとへ近寄っていくはなこをみんなが振り返る。
そして上から下まで眺めると体勢を直しみんなが頷いた。
「やっぱり、制服が一番だよな」
「そうだね、着られるの今だけだしね…」
「なんの話ー?」
end.
( ゚∀゚)ノ
下ネタ具合がわからなくなってきた。