トラブルメーカー

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目が覚めると、2時限目でした。







やべーよ、超ねみーよ、これ。
昨日、5本の缶コーヒー、しかもブラックを嫌々ながらも全部飲みほした結果。
早朝の3時まで起きていました。


ねーむーいー!!

眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い。

ねーむーいー!!



今にもまぶたが落ちそうだわと思ったときには、すでに夢の中だった。








━ジローside━━━━━




慈郎「んが…んん…?」


あ、たまこちゃん寝てる。
めずらしい…。
てか、寝顔可愛いなぁ。
今、目が覚めて良かった。




頬を指で突いてみると、嫌そうな顔をして唸る。

たまこ「ん…、ゃ」


それが面白くて、何回も突いてみる。


たまこ「んふ、…んん」


ほんと、可愛いなぁ。







……ちゅ。









そっと、頬にキスをするとくすぐったそうにした。



たまこ「……み、」



み?




たまこ「ミミズソテー…」









え、どんな夢?


ちょっと、たまこちゃんっていつも虫食べてるのかな?
違うよね、うん。
そうだと信じたいな。






たまこちゃんは跡部の家に居候してるんだよね…。
いいなぁ、俺も跡部の家に住みたいな…。



いろいろ考えていると、また眠くなって目を閉じた。





















たまこ「ジロちゃーん、部活だよー」


名前が呼ばれた気がして、目を開けるとたまこちゃんの顔が目の前にあった。


慈郎「…ん、ぅわ!!」

たまこ「お、起きた起きた。部活行こう!なんか、今日ねミーティングがあるらしいよ。跡部たまからメールが来たのよ!」

そういってケータイを見せてきた。




from 跡部たま
Sub 緊急連絡

―――――――――――――――


今日は急遽、ミーティングをやる
ことにした。
宍戸と慈郎たちにも知らせておい
いてくれ。
時間厳守だ、いいな。



     ―END―

―――――――――――――――



たまこ「それでね、跡部たまのメアドがぷくく…っ、こ、これ…beautifulking.04.@…でね!!ビュ、ビューティフォーキングって、うひゃ、うひゃっうひゃっ」

慈郎「もうみんなとメアド交換したの?」

たまこ「ううん、まだ跡部たまだけ。あ、そだ、あとでジロちゃんのも教えてね!!」

慈郎「うん」


良かった、俺だけが交換してないのかと思った。
いつも寝てるから、さき越されちゃったのかと思ったよ。
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