贅沢ミルクティー。

□始発地点。‐後編‐
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真っ赤な車体のマウンテンをゆっくりとついて歩く。平日の朝のラッシュに比べてこの時間になると随分人通りも落ち着いているものだ。
元々中心街から外れたこの場所はそれほど人口が多いわけでもない。時折すれ違う誰も彼もどこかのんびりしている。

かなりの時間のらりくらりと過ごした末、やがて一つの公園にたどり着いた。
鮮やか過ぎる緑が目に滲みる。普段なら心が晴れそうなくらいの爽やかな光景なのに、今は気温とはまた別の寒さを感じさせるだけだった。












発地点。‐後編‐







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