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□茜青葉月。(恋愛)
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「ふふっ。もう何年前の話かしらね、懐かしいわあ」

燦々と太陽が降り注ぐ縁側で女性が一人、涼んでいた。

何処か遠くを見つめながら、優しく、笑って。

「今頃こんな夢を見るなんて、面白いことも起こるものね」

そう呟いて、女性はあの夏を思い出す――――――――――――――。



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