「ようこそ!案内役の安倍昌浩です。此処には図書寮の鍵が置いてあるらしいんだけど実はまだ俺も見つけられてないんだ^^;」
「おいおい、仮にも一応陰陽師ともあろう者が鍵ぐらいパパッと見つけられないんでどうするんだ。」
「仮にも一応は余計だ!!」
「そんな事よりも図書寮の鍵だが、さっきお前宛の手紙を拾ったんだが」
「俺宛に手紙?」
「兎に角読んでみろ。何か分かるかもしれないぞ」
「うん。なになに…
安倍昌浩さんへ
図書寮の鍵は
《○○言うな!》
です。
〈○○をローマ字で‼〉
白菊より
…っだって」
「って事はあれか…晴明の…」
「孫言うな!」
「いや…昌浩。誰も言っとらんぞ(-_-;)」
「あはは…つい癖で(^_^;)」
「まあいい。兎に角、鍵も分かった事だから図書寮に行くとするか」
「そうだね。」
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