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□お前の未来
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「テーイト君!おはよー!今日も可愛いねぇ」
ヒュウガはテイトを後ろから抱きしめる。唐突だったので、テイトは間抜けな声を出してしまった。
何時もなら攻撃するだろうが、あくまで上官だ。攻撃などできない。いや、そもそも敵わないだろう。
「アヤナミ参謀長官。おはようございます。」
コナツのアヤナミへの挨拶にテイトはびくりと震える。
昨日の告白の答えはもちろん・・・これからのことも。
アヤナミに背をむけ、ヒュウガに抱きしめられているこの体制。
「ヒュウガ、退け。」
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