あ
□恋のスパイス
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「さてと、今日の晩御飯何にしようかな・・・」
超大型冷蔵庫を覗き込んみ目に映るのは・・・。
「お肉に、にんじん、じゃがいも、たまねぎか・・・・これじゃあ、カレーライス作る以外ないよね!」
愛するあの人も、私も、みんな大好きカレーライス。
大量の具材を炒め、特製カレースパイスでグツグツ煮込んで出来上がり!
「うん、バッチリ//」
口いっぱいに頬張る愛しいあの人の顔が浮かぶ。
「帰ってきた!お帰りなさい!!」
少し乱暴に扉が開く音は、お腹を空かせて貴方が帰って来た証拠。
「この匂い、今日の飯は・・・」
家中に漂う刺激的な香りが、汗にまみれ、疲れた体が吹き飛ぶよう。
「美味しそうでしょ〜?その前に、お風呂入っちゃってね!」
「ベジータ、ちょっと待って!」
「何だ・・・」
口に運びかけた手が止まる。
「これ忘れてるよ!」
忘れちゃダメだよ。
もっともっと美味しくなる、とびきりの隠し味が目の前にあるってこと・・・・。
誰でも簡単に作れて、誰でも美味しく出来ちゃう料理。
文句一つ言わずに全部食べてくれる貴方が大好きよ!
愛情たっぷりの特製スパイスをかけて、さぁ召しあがれ♪
−没の理由−
具材違いで同じお話が同時に出来上がってしまい、こちらを没にしました。
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