ベジータ
□fall in love
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此処は宇宙の遥か彼方のとある星。
私は今日も仕事に精を出す・・・。
「ふぅ、やっと終わった・・・」
街も人も、生物全てが死に絶えた地。
「もう生命反応は感じないわね・・」
浅く乱れた呼吸を整え、気を集中させる。
環境の良い星に住む者を全滅させて、異星人に売るのが私達種族の仕事。
今回も一つ星を制す。
「さてと・・そろそろ帰ろっかな?宇宙船に戻って、早くシャワー浴びた〜い・・・・・!!!?」
緩んだ神経が一瞬にして張り詰める。
「な、何かがこの星に近づいている・・・来たわ!」
ズドォーーーーーン!!!
もの凄い落下音と感じる強く大きな生命体。
「・・・あっちね」
突如現れた謎の正体を探るため、地を蹴り飛び上がった。
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