+*3.浜田と三橋*+

浜田の家で一緒にお昼ご飯を食べることになった二人。

「三橋、オムレツでいいか?」
「ハマちゃん、つ…つく、」
「おう、作ってやるぜぇ。」
「おお!オムレツ!俺、も、手伝う!」
「あぁ、じゃあ冷蔵庫に卵が入ってるから3つ取ってくれ。」
「うん!」

浜田は手際よく食材を刻みフライパンに放り込んでいく。

「ハマちゃんは、すごい、な!」
「え、何が?」
「俺は、料理、苦手だから…。」
「一人暮らしすりゃ誰でも出来るってー。」

卵を片手で割りながら言う浜田。

「俺も、したい!」
「あ?片手割りか?ほら、やってみ。こう持って…」
「こう?」
「そんでヒビ入れたら、ここに力入れて…」
「ん…ひっ!」
「おわっ!」

卵をそのまま握りつぶしてしまった三橋。

「あわっ、ごめ!」
「あー投手は握力強ぇんだから、気ィ付けろって。」
「…投手…うひっ…」
「なにニヤニヤしてんだ…気持ち悪ぃ…。」



-*‐*‐*‐*-
拍手ありがとうございます!
料理とか裁縫が得意とか浜田は家庭的な所が好きです。
これからも37℃をよろしくお願いします。

ひばり


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