ターゲットは君

□飴
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個人的には高木刑事と佐藤刑事の恋愛物語とか、園子と京極さんの恋愛話とかとか…かなり見たいと思ってたりします!


もう、幼なじみ組はじれったくてね、きっと話が進むにつれて青山先生がどうにかしてくれるでしょう。





机から顔をあげると、あらビックリ!!!後ろにいるはずの新一が目の前の席に座っているではないですか!?



『なんでそこに座ってるの?』



「んー……なんとなく?」


なんで語尾にクエスチョンマークをつけるのよ。
つけたいのは私のほうだっつーの!





『工藤くんはまだ帰らないの?』


「あぁ、今日は部活があるからな。それに始まるまで少し時間があっから、ここで時間潰そうと思って。」


『ふーん、そうなんだ。じゃ、頑張ってね』



私は早く帰ってのんびりするよ。明日もこんなハードとか堪えられないし…



で、明日こそは米花町を探検する!
カバンに荷物を全て入れて、席を立つ。





「なんだ、苗字もう帰るのか?」



『うん。疲れたし、帰ってからもやることがあるしね。じゃあ工藤くん部活頑張ってね。』



「おう」



やることがあるなんて全くの嘘。新一ごめんね。もっと元気があったら部活まで付き合ったんだけど、今日は無理だわ。

新一に声をかけて私は教室を出る。



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