短編

□L'espoir où?
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「遠路はるばるご足労ありがとうございます。早速、本題の方に移りたいと思うのですが」


「早く言うよろし。」


「では、今回皆さまをお呼びしたのは―――――」

























欧米に比べて亜細亜は劣っているように見られがちだ。

それは現代でも、他人ごとではない話だ。




格差社会

そんな簡単な言葉で終わらせれるような事でもないけれど。




弱肉強食

それならば私たちも本気を出しましょう。






大好きなセカイを守りたいのです。
























「大体の事は分かったある。また、あいつらあるか・・。」

「そうです。まったく、こちらを何だと思っているのか・・。で、どうでしょう?」





誰が悪いのか、何がダメなのか。


そう言う事ではないのだろう。


何もダメではないし、誰も悪くない。





ただ、誰も何もしないのが悪いだけ。

ならば私がしましょう。

私は耐えれませんもの。

たとえ間違った答えでも。

たとえ、それが大切な人を気付ける事でも。




最後にはきっと、光があるのだと信じて。






「私は、貴方が決めた事ならばどんな事でも協力すると、決めています。」


「ありがとうございます。あなたがいてくれると私も心強いですよ。」


「お前は本当にあくどいあるな。でも、そんなんとこも好きある」


「菊さんの言う事についていきますよ」


「俺も菊の言う事に賛成してやるんだぜ!」





なんて優しい人たち・・。




「・・ありがとうございます。」

































「こんな事して・・、どうなるか分かっているんだろうなっ!!!?」

「さぁ、どうなるんですか?」





うるさい、自分が不利になるとすぐこれだ。

まったく、バカの一つ覚えじゃないんですから・・、もっと楽しませて下さいよ。




「覚えていろ!!金の亡者・・っ!!野蛮人な猿めっ!!!」



パン――

火薬のにおいが鼻をつく。


香さんの撃った弾は目の前の男の頬を少し掠めただけだった。



「流石ですね。」

「っひ、ぁ・・、あ・・・・」



こっちが何もしないとでも思ってたのでしょうか?

全く、話になりませんね。




「おかしい事を言いますね?人情?正義?良心?そんなもので生きていけますか?」





がたがたと無様に震える小汚い男。






「所詮、世の中かお金なんですよ」





END・・・?

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