Fire◎Flower
□プロローグ
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それはまるで
花火のように
大きく、美しく
力強い
大輪の花。
そんな風に
貴方の視線を釘付けにしたい
俺の事だけを見てほしくて
俺の事だけを考えてほしい
なんて考えてしまう。
そんなこと言えないなんて分かってるよ。
好きになんて
ならなきゃよかった
好きになんて
なりたくなかった
でも
好きになれて
よかった。
この話はそんな
暑い暑い日の
花火のような
恋の物語。
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