斉藤君と幸人さん

□第三話
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ノーマルで、なのに男を好きな奴の股間を手に押し付けられた。

そして自分のも見られた。

それだけで十分ショックなことなのに、更には迫られた。

しかも堂々と中出し宣言までされた。

目が…欲に濡れていた。

どうしてだろう。

高校を思い出す。

あれは…そうだ、まだ寒い寒い2年の12月―
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