*book*

□Sweetly night
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僕は今日、マイと結婚した

絶対ありえないと思ってたんだけど、人生ってどう転ぶかわからないよね、ホント


そして今、時刻は23時
いつもならまだ仕事の時間だけど、キャシーが、初夜だからとかいって余計な気遣いしてくれたせいで、マイは僕の家のベッドの上にいる

もちろん、僕も同じベッドの上に……



「そういえば、あたしたち小さい頃から知り合いなのに、一緒に寝るの初めてだね♪」

全く……マイは、これから何をするのかわかって言ってんのかな

「マイ……君さ、若い男女が結婚初夜に一緒に寝るってことが、どういうことかわかってる?」

そう言ってやると、マイは全く緊張感のない顔をして自信満々に言い返してきた

「わかってるよっ!
あたしだってもう子供じゃないんだからね!」

「どうかな
キャシーとシーラあたりに無駄な知識埋め込まれたんじゃないの?」

「うっ……
バレた……」

やっぱり……

「でもっ、どういうことかも理解したし、ちゃんと覚悟だってあるんだからっ!」


マイの目は真っ直ぐ僕のほうを向いていた

……マイを少し子供扱いしすぎてたかもしれない

「じゃあ……いくよ?」
「う、うん……!」


こうして僕たちは、お互いの唇を重ね合わせた
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