♪いろいろ企画箱♪

□ハグ4:「名物ハグ」(はつじろー様)
1ページ/1ページ

『えーすぅ〜……』

「ん?…あ、ナミュ……Σ!!?」


名前を呼ばれ 振り返ったエースは、目の前の光景に驚愕した。


自分よりも一回り…いや、二回り程身体の大きなナミュールが、自分の背後に立っていた。
それだけならば驚く事もないが、人間の10倍の力を持つ両腕を広げ エースの頭上目掛け両手を振り下ろしてきたのだ。


反射的に全身に炎を纏い飛び退いたエースだが、そこは魚人…腕のリーチが違う。空振りした腕を素早く伸ばし、意図も簡単にエースの足首を掴んだ。


「な、何すんだよっ!」

『うへへへ〜…』

仲間を火傷させてはいけない…と慌てて炎を引っ込めたエースは、逆さ吊りのままナミュールを睨み付けた。
ナミュールはへらへらと笑い エースの身体を頭上高く放り投げた。


「Σどわっ!?とっとっ…!!」


エースは再び炎を纏い 身体を丸め回転をしながら落下していった。

着地の瞬間に身体を伸ばし 足から着地しようとしたが、その瞬間を狙っていたナミュールが素早くエースの脇腹に両腕を差し入れそのまま……


‐ぎゅむううぅぅぅ…‐


‐メキッベキバキボキッ…!!‐


「Σギャアアアアアァァァ━━━━━━!!!!!!」

『だいすきぃ〜えへへ〜…』


エースの身体を力の限り抱き締めたのだった…。





(ハハッ、どうだ?白ひげ海賊団宴名物…覇気を纏ったハグはww)
(ぜ…全身の骨が砕けるかと……orz)
(ナミュールは酒癖が悪ぃからなぁ〜(笑)
(あ、居たぁ〜…さっちぃ〜)
(Σうわっ!?ナミュちゃんはコッチに来ちゃ、めっ!!)
(うひひっww)

<END>

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ