管理人の宝箱

□財宝1:「ベポマル」(前半)
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1「やっと、船に戻ってきたよい…」
ベ「うん、お疲れ様ー。おれは楽しかったよ!」
1「…いや、おれは微妙…いや、疲れたよい…」
ベ「そう?おれはね、キャプテンは優しいから、楽しい一週間だったのかなって」
1「いや…」
ベ「おれはね、隊長達の行動をメモしたんだ!でも、名前を言わないから、当ててみてよ」
1「…いきなりかい」
ベ「最初はね、そうだ『マルコの部屋で寝泊まりしろよ』って案内されたんだ」
1「おれの部屋かい」
ベ「そしたらね『掃除しねえとな』って、机の中を掃除し始めたんだよ。優しいよね。そしたら『ちっ…収穫はねえな』って」
1「…そいつ、馬鹿…リーゼントだったろい?」
ベ「リーゼント?うーん…頭にフランスパンを乗せてたよ」
1「…サッチ…」
ベ「正解ー!それで、少し休んでたらね、部屋に誰かが入ってきたんだ。で、最初は驚いたみたいなんだけど、ちょっとしたら『触っていいか?』って聞いてきたんだ」
1「大体、分かるよい…」
ベ「おれは、嫌だったから『嫌だ!!』って叫んだんだ。触っていいのはキャプテンだけだもん。そしたらね『あいつは、触らせてくれるのにな…』って部屋を出たんだよね」
1「そいつ、ジョズだろい?」
ベ「わあ、流石!」
1「あいつ、可愛いもんに目がないよい」
ベ「でね、食堂に行ったら、二人が言い争いしてたんだ。原因は『すれ違うときにぶつかった事』らしいんだ」
1「それくらいで腹を立てる奴がいるのかい」
ベ「うん。最初は『無駄に図体がでけぇんだよ!馬鹿!』『お前が小さいんだよ、ハゲ!』『無駄に髪を伸ばしやがって…女かよ!女々しい野郎だ!クソモス!』『永遠に伸びないお前に言われても悔しくねえよ!バーカ!』みたいな感じでね…」
1「フォッサとアトモスだろい?あの二人は犬猿の仲だい…てか、ガキかい…」
ベ「凄ーい」
1「…簡単だよい」
ベ「食事はね、凄い隊長がいたなあ。急にね、意識を失ったんだよ。で、おれは死んだのかなって。そしたら寝てるだけだったんだ。二人目は、多分、多分だけどね…同じメニューなのに、その人が食べてると美味しそうに見えるんだ。別メニューだったのかなあ。背景に薔薇が見えたよ。三人目は、これも気のせいだったかも…何かね、武器…丸くて刺が生えてるのかな…その武器に口があって食べさせてたよ
1「エース、ビスタ、ラクヨウだろい?」
ベ「マルコ…頭いいなあ、天才?流石は家族だよね」
1「当たり前だろい、大切な家族だい。そろそろ、おれにも話をさせろい…」
ベ「うん、お願いー」

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