リハビリ

□Mistake
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それはいつものファミレスで四人で談話していた時の事。

『白井さんは、Sですよね〜♪』

なんの前触れも無しに、突然放たれた佐天の言葉。

『……はい?』

いきなりの発言に困惑した表情を浮かべる黒子を余所に、

「確かに白井さんはSですね〜」

と初春。


『…な、なんなんですの二人して?』

白昼堂々、
女子中学生が発する単語としてはいかがなものか。
と、黒子は少し眉間にシワを寄せた。




が。


『ちなみに、御坂さんはMですよね☆』

そんな黒子の表情なんて気にもせず、今度は一人黙ってアイスティーを啜っていた美琴に言葉を投げる。

「っ、ブハッ!!?」

いきなりの友人からの振りに、危うく口内の飲料を吹き出すところだった。

「ち、ちょっと佐天さん!?黒子がSなのは認めるけど、私はMじゃ…」


『じゃあSなんですか?』

「え!?い、いやその…MとかSとか、えっと…」

『お姉様…それより黒子がSなのは認めるけど。
とはどういう意味ですの?』

「だってアンタ、初春さんをからかったり、私にもたくさんちょっかい出してきて……って、そういえばアンタは電撃喰らっても嬉しそうだから、やっぱりMかもね。」

『んな!?勝手にMと決めつけないで下さいまし!』

「何?アンタSがいいの?」

『はぃ!?別にわたくしはSとかMとか……というか、こんな公の場ではしたないですわよ…』

「そうですか?別にはしたない話ではないと思いますよ?」

『…初春。特に貴女はキャラではないですわよ?』

『まぁまぁ♪実際御坂さんはMだし、白井さんはSなんですから☆』

「ッブハッ!!?だ、だから私は別にMじゃないからッ!
そ、そりゃたまにヘタレ黒子がちょっと余裕の笑みを浮かべて迫ってきたりするとなんか気分が高揚するというかなんかドキドキするけど別にそれは驚きであって…」

『……』
「……」
『……』

「、って!いやだから別に私はMじゃないから!!」


『御坂さんって、完璧Sかと思ってましたが…。実はそっちの気もあったんですね…。っていうかノロケ…///』

「ですね。ちょっと意外です…///」


「え、えと…だから別に……っていうか私何言った!?…///」

『コ、コホンッ…///
と、というか…なんで貴女達が驚いてますの?貴女達が振った話題ではありませんか…。』

『何言ってるんですか白井さん。あたし達が言ってたのはイニシャルの話ですよ?』


『…ッはい?だってMだのSだのと…』

「だから、
MISAKAさんと、
SIRAIさん。
SとMですよね?」

「『…ッ…!?』」

『アハハハ〜☆作戦成功♪御坂さんはイケると思ってましたが、白井さんも引っ掛かるとは思いませんでしたよ♪
まぁ白井さんの言う通り、キャラじゃない初春がそれっぽい言い回しをしてたのが、効果的だったんですかねぇ☆』

「ですかね♪それにしても御坂さんのノロケ?が聞けるとは驚きでした♪」

『御坂さん、白井さんすみません♪
ちょっとからかってみたくて☆』

「すみませんでし……って…、白井さん…?あの、ちょっと恐い…ですよ…?」


『ウフフフ…ぅ〜い〜はぁ〜るぅ?さてんさぁ〜ん?』

「『は、はいぃ!』」

『わたくしお二人が仰る通り、どうやらSだったみたいですわ…今お二人をとても虐めたい気分ですの。ウフフフ…ウェヘヘヘ…』

「ひぃぃ!!!?!」

『み、御坂さぁ〜あん!!!!』

「……。アイスティーおかわりしてこよっと。」
スクッ。

『ウェヘヘヘ…』
ギラギラ

『「ぁ…ぁう…」』

『覚悟ぉ〜!!!!』

『「ひゃぅわぁあ〜!!!!!!」』




(二人共…どSでした…)by ういさて






※あとがき※

はい、すみません。
こちらもリハビリクオリティ、です。

ちょっと書いてみただけです、うん。

色々すみませんんんんんんッ!!!!
 

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