黒子と美琴

□C二人の生活
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―お互いの気持ちを伝え合い、
ルームシェアが一転、
甘々な同棲生活になった黒子と美琴の短編生活集――


――朝――

黒子『お姉様…おはようございます…///』

美琴「……ん…おはよう……。
…って!なんで真っ赤な顔してんのよアンタ!?
ね、寝てる間に変な事してないでしょうね!?///」

黒子『誤解ですわお姉様!お姉様の可愛らしい寝顔を拝見しつつ、お姉様の愛の告白を想い返していただけですわ。』

美琴「……なっ///」

黒子『あらお姉様…照れてますの?フフッ』

美琴「っ―!?///
ば、ばばばかじゃないの!?
ほら、早く支度するわよ!///」ドキドキ

美琴(私も黒子の寝顔みたいな…
でも、いつも黒子の方が早く起きちゃうのよね…)ドキドキ

黒子(……そんなにあからさまに照れられると、こっちが恥ずかしくなってしまいますの……///)ドキドキ

美琴「…き…着替えるから向こう向いてて……///」ドキドキ

黒子『わ…わかってますの……///』ドキドキ

黒子(今のこんな気持ちのまま、お姉様の肌なんてみたら、
黒子の意識が危ないですの///)ドキドキ

――登校――

黒子『ほらぁ…お姉様がモタモタしてらっしゃるから、ギリギリですわよ?』

美琴「…う…うるさいわねぇ!寮出たらテレポートすればいいでしょう!?」

黒子『…黒子は運び屋じゃないですのに…』

美琴「ほら、ブーたれてないで!行くわよ!」

黒子『まぁ、お姉様と手を繋げるから良いんですけどね…ウフフ』

美琴「…っ!?///」

美琴「バス…///」

黒子『…へっ!?』

美琴「いいから走るわよ!バスが行っちゃうから!!」タッタッタッタ

黒子『え?え!?なんでですの?
テレポートは…?』

美琴「……」タッタッタッタ
美琴(あんなこと言われたら、手なんか繋げないわよバカ黒子///)

黒子『お、お姉様ぁ〜?』タッタッタッタ



――昼食――

美琴「な〜んかさ、購買のパンって代わり映えしないわよね〜。
なんかもっと、
普通じゃないパンとか置かないかしらね〜」モグモグ

黒子『普通じゃないパンを置いた所で、
きっとそんなパン誰も買わないですもの。
置かないでしょうね』クスクス

美琴「でも毎回同じ品揃えじゃ、
毎回同じもん選んじゃうじゃない」ハァ

黒子『それはお姉様が好き嫌いなさるから、
選べる種類が少ないんですのよ?
そんなところも可愛らしいですけど。』フフッ

美琴「あんたねぇ…
今子供扱いされたのが凄くわかったわ!ムッ

…っつっても事実だからしょうがないんだけどね」

黒子『購買のパンには飽きましたの?』

美琴「ん〜…あんたのいう通り、好き嫌いしちゃってるからね〜
…朝辛いけど、コンビニ弁当にでもきりかえるかな…」ゴクゴク

黒子『で、でしたら!黒子が愛情たっぷり、スペシャル弁当をお造りしますわ♪』キラキラ

美琴「ブハッ…!?
………………………
………こ……こ……購買のパンって…美味しいよね…///」ゴホゴホ

黒子(…やっぱり照れたお姉様って可愛いですわ///)

――下校〜風紀委員

美琴「あんた今日は風紀委員の仕事でしょ?
私先帰るからね!」

黒子『はい、お姉様。お気をつけて!』

美琴「………」ジー

黒子『……?』

美琴「……早く帰ってきてね…///」モジモジ

黒子『…はい、もちろんですの♪』ニコリ

(ブルゥッォハァアアッ!!
…お姉様……黒子をキュン死にさせるつもりですの!?)
――帰宅――

――バンッ
黒子『お姉っ様〜♪
ただいまかえりましたの〜♪』

美琴「あ…お…お疲れ黒子!
お……お帰り…///」

黒子『…!?…///』

黒子『た…ただいま…ですの…///』

美琴「お…おかえり……///」

黒子『ただ…いま…///』
美琴「お帰…り…///」
黒子『ただ(略)』
美琴「お帰(略)」
黒子『(略)』
美琴「(略)」

――バンッ

寮監「御坂、白井!夕食の時間だ。食堂に集合せよ!」

「………はい…///」


――風呂――

美琴「黒子〜お風呂先はいるわよ?」

黒子『どうぞお姉様♪』




――ガチャ
美琴「黒子〜お先!」

黒子『はい!で…す………の……///』ジー

美琴「…?ど……どうしたの?」

黒子『…その…湯上がりで…髪の濡れたお姉様が…素敵で…///』

美琴「……っ!?…あ、あんたも早く入っちゃいなさいよ///」


(バカ黒子…///
黒子にも同じ事言ってやる!)フフフ

――ガチャ

美琴「黒子!あんたの湯上…が…り…」

黒子『…はい?』

美琴「…なんでもないわよ!…///」
(マジで可愛い…///)
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