黒子と美琴
□E私の彼女。
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――朝…。
ピピピッ…ピピピッ…ピピピッ…カチッ!
美琴「…ん〜…ファァ(ねむっ)」
――ゴロン
美琴「……っ!?」
黒子「ニコニコ///」ジー
美琴「な、なにしてんのよ黒子っ!?」アセッ
黒子『お姉様の寝顔を眺めてただけですわ♪』ニコニコ
美琴「…っ…///」
――ビリビリッ!!
黒子『んキャんっ!!』
黒子『…ウッ…な、何…するんですの…』ガクッ
美琴「うるさい!寝顔みんなバカ!!」カアァ
(朝から心臓に悪いのよバカ黒子…///)ドキドキ
黒子『お・ね・え・さ・まぁ〜♪』
――チュッ☆
美琴「っーー!!!!」
――ビリビリビリビリ!!!!
黒子『んきゃぅあぁ〜!?!?』
美琴(ほほほ…ほっぺ…ほっぺにキスされた…)ドキドキバクバク
黒子『ウウウ…め…目覚めのキスしただけですのに…』
美琴「うるさいっ」ギロッ
黒子『ビクッ……
…ウフフ…お姉様ったら♪
照れてますのね?』
美琴「…///」カアァ
――バリバリバリバリッ!!!!!!!!
黒子『≡∀□*#£▽!?!?!?』
美琴「…先!学校行くから…///」カアァ
――ガチャンッ
…スタスタスタスタ
黒子『ぁんっ!待って下さいましお姉様ぁ〜〜』
―スタスタスタスタ
美琴「……///」
(全く………朝から心臓に悪いわ…)
美琴「……///」
美琴(…目覚めのキスって……ほっぺにチュッって…………。
ドキドキ。
ど…どうせなら…口に………。
ドキドキドキドキ。
い、いやいや…そんな事されたら本当に心臓とまっちゃうかも…
でも………。
ドキドキドキドキ
ほんと…もう…バカ黒子…///)カアァ
――昼休み――
…ヒュンッ
黒子『!!?
こんな所に居ましたのねお姉様♪』
美琴「っ!?黒子!?」
黒子『もう!いつもの場所に居ないから探しましたのよ?』プー
美琴「………///
はいはい、悪かったわよ。
ふくれてないでご飯食べよ!」
美琴(恥ずかしくて隠れちゃったけど、さがしてくれたんだ)カアァ
――ゴソゴソ
黒子『お姉様♪はい「あ〜ん」ですの』ウフフ
美琴「うっ!?ドキッ
………な、なにそのクッキー?」ドキドキ
黒子『今日の調理実習で黒子が焼いたクッキーですわ♪
はい、「あ〜ん♪」』
美琴「…っ!?バ、バカ!そんな恥ずかしい事できるかっ!!」ドキドキ
黒子『ぇえ〜!?せっかくお姉様を想って焼いたクッキーですのに…ウウウ…』
美琴(…うっ…)ズキッ
黒子『…わかりました。
「あ〜ん」はいいですから、せめて食べて下さいな…』シュンッ…
美琴(…そ…そんなあからさまにへこまないないでよ……)ズキズキ
美琴「……あ…あ〜ん……///」カアァ
黒子『お…お姉様!!』キラキラ
美琴(…嬉しそう…か…可愛い……///)
黒子『はい、あ〜ん♪ですの』ニコニコ
――パクッ…
美琴「モグモグ………ん……おいしい…よ…///」
(恥ずかしすぎるっ)ドキドキ
黒子『ウフフフフ……お姉様の「あ〜ん」…可愛ですのっ』
ニッコリ♪
美琴「…そ…そんな事、いちいち言うな!バカ…///」
(あんたの笑顔は可愛いすぎんのよっ)カアァ
――下校――
黒子『お姉様♪
今日は風紀委員の仕事がありますので、先に帰ってて下さいまし。』
美琴「はいよ!頑張ってね!」
黒子『……』ジー
美琴「??」
黒子『行ってきます!のっ!ギュ〜ッ
美琴「ちょっ!?」
――ヒュンッ…
美琴(…だっ…抱き締め逃げっ!?)ドキドキ
――スタスタ…
美琴(な…なによ……。あんなすぐ逃げなくたっていいじゃない……///
もうちょっと長く…抱き締めてくれたって…)ドキドキ
――スタスタスタスタ
上条『ん?よう!ビリビリ!!』
美琴「ん…あ?よっ!
え〜と…右手!?」
上条『…………』
上条『…み…右手!?』
美琴「ん!あんた私の事ビリビリって呼ぶから、
私もあだ名で呼ぼうと思ったんだけど、
あんたの事よく知らないしね!」
上条『……もっといいあだ名はないんでせうか?』
美琴「ん〜…
『右手』『寝癖』『逃げ足大王』『不幸君』
どれがいい?」
上条『………右手で…』
上条『ってか、俺が名前で呼べばいいのか?
でも、御坂、じゃ妹とかぶるしな…
え〜と…名前、美琴だっけ!?』
美琴「っ!?」イラッ
上条『な…なんで怒ってんだ?
あ、呼び捨ては失礼か、
ポンッ
美琴…さん?』
美琴「……ビリビリでいいわ」フゥ
上条『…えっ…はい?』
美琴「ビリビリでいいっつってんでしょっ!!」
――ビリビリッ
上条『いっ!?』